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[SENSE] Editor's Liner Notes

Circle in the Square-サウンドの裏側

楽曲『Circle in the Square』は、ミュージシャン同士のちょっとしたデータのやりとりをきっかけに出来たサウンド。ミュージシャンKGが編集していたプログラミングデータをコンポーザーSENSEが全く違うスタイルの曲に変貌させたマッシュアップ作品だ。

この曲はYouTubeのタイトルに「Smooth Funk」というカテゴリー名を曲名に冠している。「スムースファンク」というタイトルで音楽のイメージが湧くのでは、という作者の意向でネーミングされており、「心地よいグルーブをベースにしたサウンド」であることを目指しているようだ。

ドラムスループのバックにシンセ、ベース、ギターサウンドを重ねたシンプルな組み合わせのこの曲はギターのハーフトーンによるSpacyなコードワークを重ねることで浮遊感を演出している。

エレクトリック・ギターによるメインメロディーはシンプルでラフ。クランチよりわずかに歪み度を上げたオーバードライブギターサウンドになっている。 短時間の編集作業で出来たため粗い部分があるが、それも味わいとなっているのではないか。

この曲のギターサウンドにはLine6 PODを使用している。PODという今となってはクラシックな機材を使っての録音ではあるが、 Line6 POD内臓エフェクト【Swell】を使うとギターのボリューム奏法的なサウンド(バイオリン奏法とも呼ばれている)を生み出すことが可能で、そのサウンドは心地よいのだ。

※Line6 PODは2000年初頭に登場したギターアンプシュミレーター

Soundcroon編集部

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    ネットを中心に活躍するコンポーザー。ファンク、R&B、ジャズ・フュージョン好き。

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